日本共産党上尾市議団
上尾民報

2018年4-5月号(3月定例議会報告版)より

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3月議会閉会
子育て・教育重視へ前進 / 国保税引き上げは見送り

 2018年度予算は、一般会計が636.7億円と過去最高で市税収入が増えていますが、今後は高齢化の加速で社会保障費の増加や公共施設・インフラの更新に費用がかかり、財政運営上は楽観視できません。
 日本共産党は新図書館建設が、工事再開か、中止で計画見直しか、まだ結論が出ていなかったため、工事再開の余地を残した予算に反対しました。
 予算の特徴は、市長公約のトップに位置付けた子育て・教育を重点に置いた配分となっています。例えば、学童保育所の待機児童解消、不育症検査の助成、学校へのタブレット化無線LAN整備などです。
 また、丸山公園の大池改修、鴨川水害対策として監視カメラ設置や国保税引き上げの見送りなど、日本共産党が要望してきた事業が予算化されるなど前進しました。
 今年度も、市民のみなさんの声を市政に届けてまいります。

市民の声を届け、力あわせて実現しました

国保税引き上げ見送り 不育症検査への助成 病児保育室開設 全小学校に栄養士配置 手話言語条例制定 丸山公園の大池水質改善 就学援助入学準備金前倒し支給 鴨川水害対策として監視カメラ設置 原市学童保育所の大規模化解消 全中学校のPCをタブレット化・無線LAN環境整備(来年度は全小学校も)

新たな税金の支出を控え、新図書館建設は白紙に

 日本共産党は、新図書館建設は白紙にし、計画の見直しを求めてきました。その理由は、財政的にも心配であること、前市長の強い意向で推し進めてきた計画は、国の有利な借り入れが活用できるうちにと急いでいたものの、今はもう急ぐ理由がないからです。
 今は、新たな支出を控え、今ある国の有利な借り入れを活用し、当面、現図書館本館の改修などで、施設を長もちさせることや、分館や図書室の充実を優先するよう求めました。

戸崎36ホール パークゴルフ場計画
北側18ホール分は一旦凍結、 見直しへ

 地元の皆さんの要望が実を結びつつあります。市は、当面北側18ホール分の整備は、一旦凍結、計画見直しを含めて検討とし、当初の計画の整備費は予算化されませんでした。 日本共産党は、未着工の北側部分の計画・整備は、地元の要望をよく取り入れるよう求めました。

大規模学童解消で安全な放課後を

 全児童の約17%が通う学童保育所は、大規模化、施設の老朽化などの課題を抱えています。  大規模化だった原市小学童が空き教室などの改修で解消し、中央小学童は、民間物件で第2を開設。引き続き大規模学童の解消を進め、子どもたちが安全に放課後を送れるよう求めていきます。

不育症の検査費用、4月から2万円助成がスタート!

 妊娠しても胎児が育たず流産する不育症は、妊娠する女性の約4%ですが、治療することで85%の方が出産できます。これまで日本共産党は、市議会で取り上げたり、当事者の方と一緒に市・県と懇談し、不育症の公費助成を求めてきました。今年4月から、埼玉県の事業として検査費用に2万円の助成が実現しました。引き続き、治療費への公費助成を求めていきます。

もっと便利な「ぐるっとくん」に

 「ぐるっとくん」のコースやダイヤ改正が行われて以降、市民から「便数を増やしてほしい」「市役所に行けるように」「高齢者は無料に」「前のコースに戻してほしい」などたくさんの要望が寄せられています。日本共産党は、これまでも「ぐるっとくん」がもっと便利になるよう提案や要望を行ってきました。
 今年度、市は乗降客の動向調査を予算化しました。調査の結果は次回の再編の参考にしていくとしています。
 引き続き、もっと便利で頼れる「ぐるっとくん」になるようみなさんと一緒に求めてまいります。

自衛官募集の回覧はやめて!

 昨年、自衛官募集の回覧が、4回実施されました。回覧を見てビックリしたと市民の方から声がよせられました。  4月に自衛隊から、回覧の依頼があり、区長会連合会に市が取り次ぎ回覧したとのことです。
 自衛官募集の回覧は自治体の判断です。未成年の中学・高校生への求人は文書で行わないよう文科省・厚労省連名の通知も出されてることから、日本共産党は、自衛官募集の回覧はやめるよう求めました。

汚職事件 調査特別委員会を開催

 警察に押収された資料が返却され、議会の調査特別委員会は4月27日に委員会審査を行いました。
 裁判では、島村被告が賄賂を受け取っていたことを職員が知っていたことや職員人事にかかわっていたことなどが明らかになったことで、この事件の闇は深く、しっかり真相究明しなくてはなりません。

JR宇都宮線、原市踏切の歩道拡幅工事が実現!

 東大宮駅の北側の原市踏切は交通量が多く、危険な踏切でしたが、拡幅が実現しました。
 東大宮駅利用者の会と日本共産党は、これまで10年以上改善を求める署名に取り組み、また、国会議員団とともに、国土交通省に要望を届けてきました。

丸山公園の大池「かいぼり」実施へ

 日本共産党が求めてきた丸山公園大池の水をすべて抜く「かいぼり」を、2019年度に実施することが明らかになりました。

日本共産党市議団の 一般質問項目

かすや珠紀
 ①2018年度予算と将来財政見通し ②財政から見る新図書館建設の諸問題
秋山もえ
 ①健康で文化的な生活を保障するため利用しやすい「生活保護制度」に ②充実した「国民健康保険制度」に ③高校卒業(18歳)までこども医療費無料化を引き上げて ④丸山公園の再整備をすすめて
平田みち子
 ①不育症の支援を ②瓦葺・原市の安全対策 ③子どもたちが豊かな学校生活をおくるために ④非核・平和行政の前進を
新藤たか子
 ①学童保育について ②高齢者が安心して住み続けられるまちづくりについて
池田たつお
 ①(仮)戸崎東部公園パークゴルフ場整備の現状と残り18ホール分の計画について ②「上尾都市計画下水道の変更について」の市民への周知について ③市民学習・活動支援の拠点としての公共施設のあり方について
戸口 佐一
 ①住宅リフォーム助成制度の創設 ②防災対策について ③市内循環バス「ぐるっとくん」の増車について

日本共産党が紹介議員となった請願、提出した意見書に対する態度

①生活保護費の削減をしないよう求める意見書
②保育所待機児童の解消に向けた抜本的対策を求める意見書
③学校給食費への財政支援を求める意見書 ④原発再稼働に反対する意見書
⑤消費税10%への増税中止を求める意見書
⑥「憲法9条の改定を行わないよう、政府・国会への意見書を提出すること」を求める請願
⑦建設アスベスト訴訟の全面救済と被害者補償基金の創設を国に働きかける請願
⑧「憲法九条改定」の国会発議を慎重に取り扱うよう求める請願

○=賛成 ×=反対 △=退席  ※議長は採決に加わりません。
※議会構成:新政クラブ(自民党系)11名、共産党6名、公明党5名、政策フォーラム5名、保守系無所属2名。計29名。