●「日本共産党上尾議員団ニュース」第1904号(2019年6月9日付)より
1面PDF
(クリックすると別ウインドウでPDFが開きます)
2面PDF
(クリックすると別ウインドウでPDFが開きます)
6月定例議会が7日から27日までの日程で開会し、市長から13議案が提出されました。
補正予算では、商工会館の耐震改修工事の実施に伴い、商工会議所の一時移転先を上下水道部庁舎内に設置するための経費336万円、芝川学童保育所の大規模解消のための整備費用約2300万円、視覚障害者対象の生活介護、就労支援施設(領家地内)の整備費約2000万円などが提案されました。
また、第三者調査委員会の提言を受け、職員の倫理原則を明らかにし、公益通報制度の見直しや不当要求行為等に対する組織的対応を目的にした「職員倫理条例」の制定が提案されました。
議会開会に先立ち開かれた代表者会議では、市長から議長へ全員協議会か全議員説明会の開催を求める依頼文が出されていたことが報告されました。市長が議会に説明したい議題は①議会と執行部の関係②常任委員会の取扱い③議会事務局人事のルール化④政治倫理条例制定についてです。かすや議員が開催の有無を質したところ、内容の詳細を確認したうえで、正副議長で開催の有無を決めると答えました。
日本共産党が紹介議員となった請願は、「沖縄・辺野古米軍進基地建設埋め立て工事を一時中断し、沖縄県と誠意をもって話し合う努力を求める」(提出者:岩田真智氏)という内容で提出されました。
二度と不祥事を起こさない実効ある政治倫理条例を
新政クラブは逃げの姿勢
議会改革特別委員会
議会改革特別委員会が5月29日に開かれ、池田議員が出席しました。市長・議長の同時逮捕の事件の反省の上に立ち、議員の政治倫理条例の制定は欠かせないとし、協議を進めています。
それぞれの会派から、政治倫理条例案が出され、9月議会に提出するために、次回の会議から4回に分け協議をすることになりました。
協議のポイントは、市長が諮問して設置した第三者委員会が議会に対して、5項目を盛り込んだ政治倫理条例制定ができるかどうかです。その5項目とは、①政治倫理基準の明示②資産公開制度③政治倫理審査会の設置④市民の審査請求権⑤市民の問責権です。共産党、政策フォーラム、公明党の条例案は5項目を盛り込んでいます。しかし、新政クラブ案は、資産公開、市民の審査請求権、問責権について記載がありません。
また、正副委員長(新政クラブ)から、合意できない項目は条文化しないと提案がありました。前述のように新政クラブ案では骨抜きになります。また4回のみの会議では、日程的にも不十分で無理があります。市民の皆さんの傍聴・監視をお願いします。
次回は、6月12日(水)午後です。
みなさんの傍聴をお願いします。
◎6月13日(木)午前9時30分
総務常任委員会 都市整備消防常任委員会
◎6月14日(金)午前9時30分
文教経済常任委員会 健康福祉常任委員会
戸口佐一議員/6月20日(木)15時30分
①市道に係る安全対策について
②小中学校の給食について
③防災強化の取り組みについて
平田みち子議員/6月21日(金)9時30分
①だれもが自由で平等に生きられる社会を
②市民の足として公共交通を
③瓦葺・尾山台地域への公民館整備で、市民活動の支援を
新藤たか子議員/6月21日(金)10時45分
①放課後児童クラブの課題と対策について
②安心で安全な子育てができる環境と支援を
③高齢者が地域でいきいき暮らすための介護支援事業について
池田たつお議員/6月21日(金)14時15分
①戸崎公園について
②5月4日の降雹被害について
③まちづくりについて
かすや珠紀議員/6月21日(金)15時30分
①環境センターの今後と管理・運営について
②外国人住民への生活支援と外国人児童・生徒への対応について
③3月議会での市長発言の真意と市長が考える公正・公平な市政運営とは
「いい市政、いい議会をつくる」学習交流会開催
AAN主催
第2回「いい市政、いい議会をつくる」学習交流会がAAN(オール上尾市民活動ネットワーク)の主催で6月1日に開かれ多くの市民が参加しました。共産党議員団は全員出席しました。
市長・議長の同時逮捕という不祥事を受け、市長が諮問した「第三者委員会」が発表した報告書について、自治体問題研究家の渡辺繁博氏が講演を行いました。渡辺氏は、この事件が個人の特質で起こったのではなく、再発防止へキチンとした仕組みを作る事=政治倫理条例を作り上げることが市政の信頼の回復に不可欠と強調しました。
市議会調査特別委員会の当時委員長だった井上茂議員と、副委員長だったかすや議員からこの事件の教訓と問題点、また、池田議員が現在議会改革特別委員会で政治倫理条例制定への論議がされている中で新政クラブが骨抜きにしようとしている内容と問題点について報告をしました。
全体の質問と交流を経て、市民が議会を監視し市民と共に公正で明るい市政をつくっていくことの重要性を再確認した学習交流会となりました。
文教経済常任委員会は、5月20日から22日、秋田県の由利本荘市と大仙市で「学力向上の取り組みについて」、青森市では清掃工場を視察し、戸口佐一議員が参加しました。
由利本荘市・大仙市とも人口7万~8万人、面積は上尾市の30倍もあります。両市とも子どもたちが「今、なぜこの勉強をしているのか」を納得しながら授業を行うよう工夫が凝らされています。
大仙市では市独自の学力テストは行っていません。代わりに市内の32の公民館(上尾市は6館)で地域と一体になって、子どもたちが学びの活動をしています。
青森市の清掃工場は、公設民営方式です。運営については、すべて民間企業が行っているということです。全国で環境センター民営化の方向が出ています。
上尾市では、伊奈町と共同で新たに環境センターの整備に向けた検討が始まっています。場所の選定から運営についても協議を十分行い、住民の理解を得ながら進めていかなくてはなりません。整備過程も先進自治体にしっかり学び、情報公開を徹底するよう求めていきます。
健康福祉常任委員会は、5月20日~22日、子どもからお年寄りが安心して暮らせる支援事業や施設を視察し、新藤たか子議員が参加しました。
神戸市では、大学と連携し地域の子育て支援拠点づくりを8大学9カ所で実施し、大学教員や保育をめざす大学生が子育て講座や歯磨き指導など乳幼児が自由に遊べるスペースを設け、子育て家庭を支援しています。子育て拠点「ひろば」の利用者は、不安なことも相談ができ、ここに来ることで安心できると話していました。
岡山市では、厚労省の補助金を活用した高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせる社会「岡山型持続可能な社会経済モデル構築総合特区(AAAシティ岡山)」を推進しています。これからの介護保険は、高齢者の能力を活かし、自立を支援する制度が求められているため、通所介護で行われている機能訓練の時間を希望する方が就労(簡単な作業)を行い、厚労省とともに就労の社会参加の効果についての調査研究を実施しています。
広島市の「いきいき活動ポイント事業」は、高齢者が地域の支え手になる活動や介護予防・健康増進の活動、健康診査やがん検診の受診をすることでポイントを貯め、年間獲得数に応じて奨励金(上限10,000円)が支給されます。ポイント支給ができる活動団体登録件数が増え続け、地域コミュニティの再生も期待しているそうです。
上尾市でも誰もが安心して暮らせ、地域特性を生かした支援事業を工夫していかなければと感じました。
上尾革新懇の学習懇談会が5月24日開催され、かすや珠紀、新藤たか子、平田みち子議員が参加しました。はじめに、平田みち子市議と井上茂市議(上尾政策フォーラム)から、市長発言問題と政治倫理条例など各党の立場を報告。続いて、埼玉自治体問題研究所事務局長の渡辺繁博氏(元上尾市職員組合委員長)から、「憲法の求める地方自治とは?」と題して講演がありました。
渡辺氏は、「安倍政権の地方創生政策と、自治体の再編・公共サービスの産業化がすみ、学童保育所の指定管理、窓口の完全自動化、大型開発、水道事業の民営・広域化など問題が起きている。『公共福祉、住民の福祉の増進』をはかることが憲法・地方自治法で定められており、住民の意志で自治を動かし、住民こそ主人公を保障していくことが重要」と話されました。
会場から、「一部の議員が市政を私物化している現状を、市民の監視や運動を強め、市民のための市政にすることが重要では」との発言がありました。
第2産業道路上尾市原市地区対策協議会総会が5月22日開催され、秋山もえ県議、平田みち子市議が参加しました。
水上公園通りから市役所通りまで(上尾環状線から上尾蓮田線)の約900メートル区間の工事が2016年からスタート。市の雨水管工事など先行して行われ、進捗状況は約23%です。対策協議会は、歩道や取り付け道路の整備、安全対策など県へ要望しています。
交通渋滞緩和につながると期待されますが、住民の安全が確保されるよう求めていきます。
戸崎公園開園式典が6月1日に開催され、秋山もえ県議、かすや珠紀、池田たつお議員が出席しました。
戸崎公園は、面積約6ヘクタールで南側半分が整備完了し、そのメインはパークゴルフ場で子ども広場や多目的広場も併設され、管理棟、駐車場140台分が整備されています。
公園北側半分はまだ未整備です。地元要望の多い、誰でも利用できる普通の公園づくりをめざして、住民の要望をよく聞いて喜ばれる公園づくりが求められます。