日本共産党上尾市議団
議員団ニュース

「日本共産党上尾議員団ニュース」第1891号(2018年9月30日付)より

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9月議会
市長・副市長の給与差し止め条例、議員報酬の差し止め条例 全会一致で可決

 9月議会は市長から21件(決算分6件はこれから審査)の議案が提出され、委員会審査を経て19日、討論、採決が行われ、すべての議案が可決され閉会しました。
 日本共産党は、パークゴルフ場の開設に伴って料金を定める条例案に対し、修正案を提出。修正の内容は、大人500円を65歳以上のシルバー料金を設定し、250円とすること、市民以外の料金1000円をなくし、市民と同一料金とすることを提案しましたが、新政ク、公明党、政策フォの反対で否決され、原案が可決されました。
 また、下水道事業の特別会計を水道会計と同様の公営企業会計に移行するための条例案については、独立採算制の原則から企業性が重視され、値上げにつながることが懸念されることから反対しました。
 ほかに、市長・副市長が逮捕された場合に一時的に給与や手当を差し止める条例改正が可決。市議会からも同様に報酬差し止めの議員提案があり、全会一致で可決しました。さらに、教育委員に小池智司氏が選任されました。
 日本共産党が提出した「オスプレイの横田基地配備と演習に対し、事前に情報を公開し、市民生活に危害を及ぼすことのないよう国に求める意見書」「老朽化した東海第2原発の運転期間延長をしないことを国に求める意見書」はいずれも新政ク、公明党が反対し否決としました。

新図書館建設計画見直しの経過を市長が説明
全員協議会

 新政クラブの要望を受け、新図書館複合施設整備事業の見直しに伴うこれまでの経過について、市当局に説明を受けるための全員協議会が9月13日に開かれ、市民29人とマスコミ5社が傍聴しました。
 市長から、これまでの経過について説明が行われた後、議員から質疑がいくつかありました。市長は、新図書館建設に伴い、請負工事契約を結んでいた業者6社に対し、7月に契約を解除したと説明。解除に伴う損害賠償について協議を進めているとのことです。

抜本的災害対策を県に要望

 相次ぐ災害を受けて、従来の延長線上ではない抜本的な災害対策を求め、9月18日、日本共産党埼玉県議団が県知事に要望書を届け、副知事や担当課と懇談を行いました。要請行動には、秋山もえ議員が参加し、江川流域への抜本的な浸水対策や、県道の冠水箇所の原因調査と対策について要望しました。

みんなでつどい、語り合い、学び合う
上尾母親大会開かれる

 第53回上尾母親大会が9月9日に開かれ、かすや珠紀議員が出席、あいさつを行いました。
 「大切にされる〝いのち″支え合う生命」を大会テーマに教育、くらし、憲法など、みんなで語り、学び合いながら明るい未来を切り開こうと毎年開催されています。
今年は、「校庭にこち東風ふいて」という映画上映の後、分科会が開かれ話し合いがもたれました。
 母親大会では、学び話し合ったことをまとめ、毎年市に要望書を届け、懇談を行っています。

9月議会 日本共産党の一般質問

暮らし・福祉最優先の来年度予算を
情報公開の徹底で市民の声を聞いて

かすや珠紀議員
かすや珠紀議員

 政府が示した「骨太方針2018」の特徴は、社会保障削減と消費税を10%に引き上げることが盛り込まれました。かすや議員は市長に「骨太方針2018」についての見解と、市長が掲げる公約を来年度予算にどう反映し、政策化するかを質しました。
 市長は、「骨太」を力強い経済成長の実現に向けた重点的な取り組みや経済財政一体改革の推進、当面の経済財政運営と2019年度の予算編成に向けた考え方などが示されている大変重要な方針と認識していると述べました。また、来年度予算は、公約に基づき、今やるべき事業をしっかりと見きわめ、限られた財源を重点的に配分し、「みんなが輝く街、上尾」を実現したいと答えました。
 かすや議員は、社会保障の削減方向がこのまま突き進めば、市の地域経済や財政改革に逆に悪い影響を及ぼしかねないと指摘し、予算編成にあたっては、市民の暮らし・福祉を守ることを最優先にすること、情報公開を徹底し、市民の声を聞きながら事業を進めることなどを求めました。

戸崎公園パークゴルフ場
公園内と公園周辺の安全対策を

かすや珠紀議員
池田たつお議員

 戸崎公園パークゴルフ場(18ホール)は、来年6月1日の開設に向け整備工事が行われています。
 車の交通量が多い公園北側の入り口には横断歩道や信号もありません。また、戸崎地域から公園へのアクセス道路が未整備です。池田議員は、公園に行く人の交通安全対策を早急に行うよう求めました。
 また、未着工の北側部分から、水道のアスベスト管が見つかり、すでに処理されていますが、池田議員は、これから造成する子ども広場の安全対策を講じるよう求めると、市は工事前の試掘調査を約束しました。
 池田議員が、未着工の北側部分の活用について、地元の4自治会、戸崎町づくり協議会など地元・市民との協議が必要であると質すと、市は「未着工部分のプランを計画する上で、地元自治会や町づくり協議会との意見交換は、大切なプロセスと考えている」と答弁しました。

小学校の音楽室のエアコンを
最優先で整備へ
平田みち子議員
平田みち子

 今夏、異常な暑さで、愛知ではエアコンのない小学校で児童が亡くなるという痛ましい事故がありました。上尾市では、普通教室と図書室、パソコン教室は、整備完了していますが、特別教室の半分が未設置です。日本共産党市議団は夏休みに、3中学校と4小学校を訪問、学校施設やエアコンなど視察し懇談してきました。
 平田みち子議員は、特別教室にエアコンの整備を求めるとともに、学校設備の老朽化など点検が適正に実施されているのかを質しました。
 市は、「エアコンは、小学校の音楽室未設置の13教室を最優先で整備する。校舎の外壁などは専門家が点検、樹木の管理も実施している」と答弁しました。
 平田議員は、13教室は来年夏までに整備し、その他の教室や、避難所となる体育館や武道場など全体的なエアコン整備計画をたてること、老朽化した壁や床の改修で、安全・安心な学校にすることを求めました。

市民参加の平和行政を
かすや珠紀議員
戸口佐一議員

 昨年の9月議会で「核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書」が全会一致で可決されました。ヒバクシャ国際署名は埼玉県知事・上尾市長を含め全国で1060名の首長が賛同しています。「核廃絶」の大きな動きがある中で、戸口議員は上尾市の平和事業について質しました。
 「上尾市非核平和都市宣言」のプレートが市役所玄関の植え込みの脇にありますがもっと市民から見える場所に看板を設置するよう求めました。
 今年も、上平公民館、平方公民館、市役所ギャラリーで非核平和パネル展がおこなわれました。市役所ギャラリーの展示は素晴らしい内容でしたが、参加人数が少ないことから上尾駅・北上尾駅の東西連絡通路で実施することを求めました。
 安倍首相が狙う憲法9条が改正について,市民の命を預かる市長の見解を質すと市長は「改正については意見が分かれている。平和を望む目標は一致している」と答えるにとどまりました。

殺処分ゼロをめざし、
猫の不妊・去勢手術支援事業の改善を
平田みち子議員
秋山もえ議員

 いま全国で、犬や猫の殺処分を減らそうと動物愛護団体や個人が様々な活動をしています。とりわけ今年は、5年に一度の動物愛護法改正年度ということで、今回の改正を日本の動物福祉の水準を引き上げていく契機にしていこうという機運が高まっています。
 秋山もえ議員は、殺処分を減らすための市の取り組みについて質問。市は「飼い主のいない猫の不妊・去勢手術支援事業等を実施している。県と連携した取り組みとして、公園に住みついた飼い主のいない猫に対する適切な餌や糞尿処理など、地域猫活動を行っている」と答弁。しかし、市が実施している不妊・去勢手術支援事業は、申請するまでの条件や手続きが煩雑なため利用しづらいとの声が寄せられています。
 秋山もえ議員が申請書類の簡素化を求めましたが、市は「現在の制度を継続していきたい」と答弁。秋山もえ議員は、さいたま市のように手続きを簡素化し、猫の不妊・去勢を推進するとともに、動物愛護団体との連携を強め、子猫の殺処分を減らしていくための積極的な取り組みを市に求めました。

民間ブロック塀、補助の創設を

かすや珠紀議員
新藤たか子議員

 大阪北部地震でのブロック塀倒壊における事故を受け、新藤たか子議員は市内ブロック塀の点検について質しました。
 市は「小・中学校、公立幼稚園のブロック塀は、外観基準に基づき点検され、危険個所については改修工事が完了。公共建築物の効率保育所3施設・恵和園は、基準に適合していないことが判明し、ブロック塀の撤去を実施している」と答えました。
 通学路の安全点検については、2.2mを超えるブロック塀が96箇所あり、今すぐに倒壊の危険性はないもののひび割れ・破損・ぐらつきや傾きがあるブロック塀等が171箇所確認されたため各学校に伝え、児童への安全指導を行ったと答えました。 新藤議員は、民間ブロック塀の改修に補助制度の創設を求めると、市は「現在創設に向け検討している」と答えました。また、地震による負傷者は家具の転倒によるものも多いため、転倒防止などの金具類についても、補助するよう求めました。

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